アートセラピーってなんだろう?(no.1) ~アートから分かること~Art talks a lot~
現在、「アートセラピー」(芸術療法)は 幅広い分野で使われています。 心身症、PTSD、うつ病、統合失調症、摂食障害、 学習障害や自閉症、情緒障害、 事故による脳の損傷のリハビリ、 アルツハイマーやパーキンソン患者、末期がん患者、...
描き方と共感力
子どもの心に今、何が起こっているのか、 アートはたくさんの情報を与えてくれる。 3,4歳の子どもたちの絵をよーく見ていると、 手や腕の動きをただ楽しむぐじゃぐじゃ絵、 いわゆる「なぐり書き」から、 あるとき、コントロールされた 意図された絵へと変わる瞬間がある。...
遊びってなんだろう?~ shall we play?
「遊びは子供が安全で肯定的に感じている時 より豊かで満たされたものになる」 (2011, Amodt & Wang) 目覚めた時から寝る瞬間まで 文化や国境、時代を超え 人間の子どもはよく遊ぶ おもちゃがなくても 身の回りの物で 遊びをクリエイトする。 目を輝かせ、...
プレゼント~the presents represent 'present'!
プレゼント いつの時代からか、 日本でも クリスマス・お正月が プレゼントのシーズンとして 一大イベントになっている。 5,6歳の子どもたちに 「クリスマスにサンタさんから何をもらいたい?」と聞くと 即座に「~が欲しい~!」と返ってくる。 けれど3,4歳の子どもたちに...
アートセラピーワークショップ@大阪
アートセラピーワークショップ@大阪 今回のテーマは 「『私』からの解放」 内気、楽観的、社交的、エネルギッシュ、がんこ、落ち込みやすい、繊細、3日坊主、理想家、悲観的、完全主義、現実主義、ユーモラス、寂しがり屋、夢見る人、 自分自身に対して抱いているイメージの数々...
子どもの心を読み解く~how to translate children’s feelings・・・two types of characteristics in children~
基本的に子どもたちはおしゃべりが大好き。 絵を描いている時も、 どこで息継ぎをしているのか分からないほど ひたすら話し続けている。 特にグループワークの時は 同時に何人もが 全く違う話題を話し出すから大変だ。 描いている絵について聞こうものなら...
「人類の連想ゲーム」~The universal unconscious images in children’s drawings~
子どもたちは1歳ごろになると 誰から教わることもなく 自然と絵を描き始める 大きな弧、小さな弧、ぐるぐる渦巻き、 そしてそのうち 閉じた円(○)が上手に描け、 線がコントロールできるようになると、 その○に目鼻をつけ、 「人間」に、 放射線を描き 「太陽」に、...
「頭足人」~What do the tadpoles talk to you?~
上の絵は 欧米ではオタマジャクシ(tadpole) 日本語では「頭足人(とうそくじん)」 と呼ばれていて、 3~4歳ごろの子どもたちの絵に 一瞬の時期だけに見られる 共通イメージだ。 性別、国、民族、時代を問わず、 世界中の子どもたちが 誰に教わることもなく...
小さな冒険家~let them explore the world
子どもたちは起きてから寝るまで ひたすら動く。 高いところから何回も飛び降りたり ぐるぐる回り続けたり、 ジャンプしながら移動したり、、、 大人の目には「無駄」で「無意味」 に思える動きが多い。 でもよ~く観察してみると、 その子なりの意味と目的があることに気づく。...
まねる no.2~ Act exactly what we see~
子どもたちは「まねる」のが大好きだ。 一人がはさみを使いだすと 隣近所にいる子たちが使いだす。 キリンを描き出すと 首がながいものがいっぱい描き始められる。 仲良したちは、 ともすれば同じ色で同じ構成の 同じ絵を描き出すこともよくある。 力関係も関係があり、...