アートセラピーってなんだろう?(no.1) ~アートから分かること~Art talks a lot~
現在、「アートセラピー」(芸術療法)は
幅広い分野で使われています。
心身症、PTSD、うつ病、統合失調症、摂食障害、
学習障害や自閉症、情緒障害、
事故による脳の損傷のリハビリ、
アルツハイマーやパーキンソン患者、末期がん患者、
また、子どもの教育や大人の自己啓発の分野と、
まだまだ日本国内では認知されてはいませんが、
その効果は高く評価されていて
欧米では積極的意に病院や福祉施設、教育機関に
積極的に取り入れられるようになりました。
ニューヨーク州では、911後のカウンセリングでの功績も認められ、
2006年よりメンタルヘルス(精神保健)州認定資格として
保険適用になりました。
カウンセラー側にもクライエント側にもうれしい話です。
アートセラピストについてもう少し詳しく知りたい方は
↓
http://yokotanji.wixsite.com/art-therapy/about1-cgj8
さて、「効果」が認められてきたこのアートセラピー。
アートから何が分かるのでしょう?
アートは私たちの「もう一つの言葉」。
さらに、意識することすらできない
深い心の奥(無意識)を
表現してくれる「代弁者」でもあります。
ざっと次のようなものが
アートから読み解くことができます。
①知的レベル
何十年物地道な研究が重ねられ、
妥当性のあるデータにより
絵から知的能力がかなりの感度で
分かるようになってきました。
②身体発達レベル
線や形の質、書き方などから
身体の発達年齢が分かります。
③感情発達レベル
色の使い方を見ることで、
喜び、怒り、悲しみ、恐れ、、、などの感情の、
どの部分がよく発達しているか、
またまだ眠ったままか、
抑圧しているのかが視覚化されます。
(五感を使うアートセラピーは
療育の分野でも大きな効果を出しています。)
④今、現在の問題
アートは、意識、無意識に関わらず、
今、現在かかえている問題、気になること、
未来の不安を代弁してくれます。
いままで気づかなかった自分に気づくことで
新しい道をカウンセラーと模索することができます。
アートセラピストは
クライエントのニーズに合わせ、
いろんな技法を使って、
セッションをよりよい方向へと向かうよう
クライエントを全力でサポートします。
アートセラピー、ご興味ある方はのぞいてみて下さい。
↓
http://yokotanji.wixsite.com/art-therapy
10月にアートセラピー体験WSがあります。
こちらも是非、脚をお運びください。
詳細はまた近いうちに。